小サイトの運営会社・想研が発行する金融情報誌『Ma-Do』では、2017年6月に法人または個人で
金融商品仲介業者として登録しているIFAの皆さまへのアンケートを実施しました。
ここでは、法人で登録しているIFA(法人IFA)の方の回答を中心に、
2016年の結果とも比較しながらご紹介します(回答数:43社)。
法人IFAが抱えるアドバイザーの数は、5人以下というところが67.4%で、比較的小規模なところが多いことが分かります。 逆に言えば、だからこそ顧客と親密なお付き合いができるということなのでしょう。
その他の収入源(複数回答)
金融商品仲介業だけではなく、保険代理店業務を兼務する法人IFAが増加しています。顧客への提案の選択肢を増やすために保険代理店業務を兼務するケースの他、保険代理店が新たに金融商品仲介業務をスタートするケースも増えていると考えられます。
IFAが提案している金融商品の中心は、やはり投資信託。直近の1年間で残高が増えたとの回答が約8割で、50%以上の大幅増加のところも15%程度ありますから、残高が急速に拡大していることが分かります。
新規のお客さまの開拓方法としては、既存のお客さまからの紹介が圧倒的に多いようです。IFAに対する満足度の高さ、信頼感の表れと言っていいでしょう。
IFAチャネルの将来性については、「大きく成長が期待できる」が46.5%、「ある程度成長が期待できる」が39.5%で、合わせて86%という結果に。しかも、2016年との比較でいずれも増加していますから、多くのIFAが現在のビジネスに手応えを感じていることが分かります。その理由としては、「顧客から大きな期待の言葉をいただく」「顧客本位の体制を取りやすいから」などの声があり、IFAチャネルの拡大がさらに加速していく可能性は高いのでしょう。
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