MESSAGE IFAの発展を促進し
「顧客中心主義」の実現に貢献したい 

SBI証券 代表取締役社長
SBI証券 代表取締役社長 髙村 正人

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顧客中心主義の高まりでIFAも一般的に

当社は、創業当初より「顧客中心主義」を経営理念として事業を展開してまいりました。当社が創業した1990年代後半は、インターネットの普及と金融ビッグバンにより、自ら情報収集し、低コストで投資や資産形成を行うことが可能になった時期でした。

当社は「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を実現することで、ネット取引顧客の支持を獲得することに成功し、ネット証券としてNo.1の地位を築いてきましたが、一方で対面による専門的なアドバイスがほしいというお客さまからのご要望も根強くありました。そこで、ネット証券から出発した当社が辿り着いた答えが、お客さまの利益を第一に考えられるIFAとの提携でした。

IFAは真にお客さまの立場からアドバイスすることが可能

昨今、金融庁は「顧客本位の業務運営」の徹底を金融機関に呼びかけており、金融機関が手数料収益を求めるあまり、顧客に不必要な売買を勧めるケースや、自らの所属する金融グループの系列商品を顧客の利益に反して販売するケースなどを問題視しています。

この点、どの金融機関にも属さず独立した立場にあるIFAは、金融機関の方針に縛られることなく、真にお客さまの立場からアドバイスすることが可能といえます。

例えば、相場の見通しが良くないときには、リスク性資産への投資を控えて預貯金等の安全性の高い資産の保有比率を引き上げるというようなアドバイスができるのがIFAです。さらにIFAは資産運用全般に精通している方も多いため、証券投資に限らずお客さまのさまざまなニーズにお応えすることができます。お客さまに提案できるソリューションの幅から見ても、従来の金融機関の営業員と比べたIFAの優位性は明らかでしょう。

これらの利点から、米国では特定の会社に所属せず独立したIBD(IFA)にアドバイスを受け資産運用を行うことが当たり前になっています。一方で日本でのIFAの認知度はいまだ決して高いとはいえませんが、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」をはじめとした、顧客中心主義に基づく金融サービスへの意識の高まりを見るに、米国と同様に個人の資産形成において、IFAはごく一般的な選択肢の1つになっていくことは間違いないでしょう。

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IFAのサポート体制をさらに充実

このような潮流の中で、当社としてもIFAの普及を促進するべく積極的な役割を果たしていきたいと考えています。当社はIPO・POを含む国内外株式や国内外の債券、業界最多水準の投信本数など、豊富かつ低廉な商品ラインアップの提供を通じて、IFAのお客さまの満足度向上を実現してまいりました。

また、東京、大阪、名古屋、福岡での専属スタッフの配置、IFA専用のコールセンターの設置など、サポート体制の充実も図ってまいりました。さらに、IFAに関する情報に特化した専用サイト「IFA online」を運営するなど、一般的なIFAの認知度の向上にも積極的に取り組んでおります。「IFA online」では、IFAとは何かという初歩的なものから、IFAビジネスを検討される方・従事されている方向けの高度なものまで、さまざまな情報を発信し、大変ご好評をいただいております。

当社は今後もIFAの発展を促進し、我が国の金融サービスにおける「顧客中心主義」の実現に貢献するべくさまざまな取り組みを実施してまいりたいと考えております。

MESSAGE  IFAの発展を促進し
「顧客中心主義」の実現に貢献したい 

SBI証券代表取締役社長
SBI証券代表 取締役社長
髙村 正人 
Masato Takamura