注目IFA解説!知っておくべきIFA法人ガイド

IFA法人ファイナンシャルスタンダードを中立的メディアが分析!評判や手数料は?どんな人におすすめ?

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への相談を検討している方の中には、「ファイナンシャルスタンダードってよく聞くけど、実際どうなの?」「信頼できるIFAなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

ファイナンシャルスタンダード株式会社は、徹底的なヒアリングとゴールベースアプローチによって、顧客の長期的な資産形成を総合的にサポートする、業界でも注目のIFA法人です。代表の福田猛氏は、日経新聞や現代ビジネスなど多くのメディアで発信を続ける存在としても知られています。

この記事では、長年IFA業界の取材などを行ってきたIFAナビ編集部が、中立的な立場からファイナンシャルスタンダードの特徴や得意分野、どんな人に合うIFAなのかを分かりやすく解説します。

  1. ファイナンシャルスタンダードとは?基本情報と主な特徴
  2. 相談前にチェック!サービス・特徴早見表
  3. ファイナンシャルスタンダードの理念とアドバイスの特徴
    1. ①ファイナンシャルスタンダードの理念
    2. ②ファイナンシャルスタンダードのアドバイスの特徴
  4. ファイナンシャルスタンダードはこんな人におすすめ
  5. ファイナンシャルスタンダードはこんな人にはおすすめできない可能性も
  6. まとめ、IFAの探し方

1.ファイナンシャルスタンダードとは?基本情報と主な特徴

まずは、そもそもファイナンシャルスタンダードがどのような会社なのか、基本情報を把握しましょう。

ファイナンシャルスタンダードは、日本国内で活動するIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)法人のひとつです。IFAは金融商品仲介業者であり、特定の金融機関に属さず、お客様に対して中立性の高いアドバイスを行う点が特徴です。

ファイナンシャルスタンダードは、楽天証券およびスマートプラスと提携し、1,700億円以上の預かり資産と約7,000件の取引口座を抱える業界大手。東京・大阪・名古屋・福岡に拠点を持ち、80名超のメンバーが在籍しています。

【ファイナンシャルスタンダードの基本情報】
項目 内容
設立年 2012年
本店所在地 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー16階
代表者 福田 猛
従業員数/IFA数 約80名

ファイナンシャルスタンダードはIFA業界で10年以上にわたって顧客本位の資産運用サポートを継続してきた、実績と経験が豊富な優良IFAです。

2.相談前にチェック!サービス・特徴早見表と分析

IFAとの初回面談は、話や質問に夢中になり、気づけば時間が過ぎてしまいがちです。相談を効率的に進めるためには、そのIFAが提供するサービスの内容や特徴を、あらかじめ整理しておくことが大切です。

ここでは、IFAナビ編集部がまとめた、相談前にこれだけは押さえておきたいファイナンシャルスタンダードのサービスや特徴を一覧にしました。この早見表は、あなたがファイナンシャルスタンダードに相談すべきか、初期段階で素早く判断するためのチェックリストとしてもご活用いただけます。

【ファイナンシャルスタンダードのサービス・特徴】※2025年5月時点
項目 内容
初回相談の金額 無料
相談方法 来店、またはオンライン
定期面談の頻度 年2回程度
資産運用以外にも相談できる内容 保険の見直し、不動産、相続対策、事業継承など
強み・特徴 徹底的なヒアリング、社内の専門家が議論し提案を決定
店舗がある都道府県 東京都、愛知県、大阪府、福岡県
主な顧客層 アッパーマス層~富裕層
提携金融機関 楽天証券株式会社、株式会社スマートプラス
預かり資産残高 1,700億円(※2024年5月時点)

こうした情報などから、ファイナンシャルスタンダードは

  • IFAとして10年以上の経験があり、預かり残高1,700億円、取引口座7,000件と実績豊富
  • 資産運用だけでない包括的なアドバイスが可能
  • 顧客意向の徹底的なヒアリングによるゴールベースのファイナンシャルプランニング
  • 社内の各種専門家が議論し最適な提案プランをまとめる独自のスタイル

といった特徴を持つIFAだと言えます。

3.ファイナンシャルスタンダードの理念とアドバイスの特徴

本当に信頼できるIFAを見極めるには、そのIFAが『何に情熱を持ち、どのようなサービスこそがお客様にとって最善だと考えているのか』という理念と、言葉だけでなく理念を実践しているのか、を知ることが重要です。

なぜなら、多くの金融機関が『顧客本位のサービス』や『最適なアドバイス』を謳う中、残念なことに、実際には顧客よりも利益を優先してしまう企業が存在するからです。長期にわたって大切な資産を任せる人生のパートナーだからこそ、表面的な言葉だけでなく、そのIFAの核となる考え方に共感できるかどうかがIFA選びの鍵になります。

ここからは、ファイナンシャルスタンダードがサービスを提供する上で何を大切にしているのか、そして具体的にどのようなアドバイスを受けられるのかをより深く解説します。

1ファイナンシャルスタンダードの理念

ファイナンシャルスタンダードは、『資産運用で安心した人生を』という企業理念を掲げています。同社は、顧客が相場変動に一喜一憂せず、安心して長く運用を継続できるようサポートすることを使命としています。

その背景には、「資産運用で成果を得るには、合理的な運用手法を長期にわたって続けることが重要だ」という考えがあります。しかし、現実には多くの人が、日々起こる経済や政治のニュースに過敏に反応してしまい、長期的かつ合理的な運用を実行できていません。

こうした点を踏まえ、ファイナンシャルスタンダード社では、資産運用の計画設計(プランニング)と行動支援(コーチング)を重要視しています。長期運用の途中では市場の動向に不安を感じ、一時的な感情に流されて運用を止めたくなる場面もあるでしょう。特に評価損が出てしまったときなどは、冷静な判断が難しくなるものです。

アドバイザーの価値は、そんな時にこそ長期的な視点を持つための考え方を丁寧に説明し、顧客の適切な意思決定を支援するだけでなく、平時から「正しい投資行動」を促すコーチングを行うことだとされています。

このように、ファイナンシャルスタンダード社は、顧客が市場動向に左右されず、合理的な判断で資産形成を続けられるよう、専門的なサポートとコーチングを通じて、「安心した人生」の実現を目指しています。

2ファイナンシャルスタンダードのアドバイスの特徴

実際にファイナンシャルスタンダードに相談した場合、どのようなアドバイスを受けることができるのでしょうか。
また、同社の理念はサービス内容にどう反映されているのでしょうか。
ここではファイナンシャルスタンダードのアドバイスの主な特徴を説明します。

徹底的なヒアリングによるゴールベースプランニングの実施
徹底的なヒアリングによるゴールベースプランニングの実施

ファイナンシャルスタンダードのアドバイスは、ゴールベースアプローチと呼ばれる考え方に基づきます。これは、お客様ごとの資産運用の「ゴール」、つまり最終的な資産運用の目標を明確にした上で、そこから逆算して資産運用の計画を立てる手法です。

目標が明確になれば、目標達成のために必要な運用期間、リスク許容度、期待リターンなどが具体的に見えてくるため、より現実的で効果的なプランを立てやすくなります。

また、ゴールまでの道のりが分かっていれば、相場が変動しても慌てずに、最適な運用プランを立て直すことができます。

ファイナンシャルスタンダードは特にヒアリングに力を入れており、初回面談から口座を開設して運用をスタートするまでに、お客さまと3~4回は面談を重ねます。

アドバイザー、専門家の議論による綿密なプラン提案
アドバイザー、専門家の議論による綿密なプラン提案

資産運用のゴールが決まったら、次に行われるのはその達成に向けた綿密なプランニングです。ファイナンシャルスタンダードの投資助言サービスは医師のワークフローから着想を得ており、顧客からヒアリングした内容の分析結果は「カルテ」と呼ばれます。

また、ファイナンシャルスタンダードには資産運用だけでなく、不動産や税制の専門家、ポートフォリオマネージャーも在席しています。運用プランの作成にはその顧客の担当アドバイザーだけでなく、他のアドバイザーや社内の専門家チームが参加し議論します。

この社内会議は「FSカンファレンス」と呼ばれており、これも医療の世界では大きな治療が必要な患者について、内科医や外科医に加え、麻酔科の医師、看護師などさまざまな専門家が集まって治療方法を議論する様が参考にされています。

このような複数の専門家よる議論によって、担当者ひとりの力量に左右されない、質の高い運用プランの提案を行っています。

長期運用を実現するためのコーチングとサポート体制
長期運用を実現するためのコーチングとサポート体制

ファイナンシャルスタンダードは、顧客が長期的に安心して資産運用を続けられるよう、「コーチング」を重視した手厚いサポート体制を構築しています。

担当アドバイザーとの定期面談では、運用状況の報告や、プランニングの確認、修正を行います。この定期面談は歯医者のように年に2回の定期的検診のハガキが届くため、顧客は自分が気になるタイミングに合わせて面談の調整が可能です。

また、ファイナンシャルスタンダードの会員サイトでは、ファンドや組合せ、長期運用の考え方などについて、レポートや解説動画が公開されています。

4.ファイナンシャルスタンダードはこんな人におすすめ

これまでのファイナンシャルスタンダードの特徴を踏まえると、株式会社ファイナンシャルスタンダードへの相談は特に以下のような方におすすめと言えるでしょう。

  • 資産運用について、目標の設定から相談に乗ってほしい方
  • 目標に向けて資産運用プランを、綿密に組み立てて欲しい方
  • 不動産や相続、事業承継なども同時に相談したい方

自分におすすめのIFAはどこだろう?
と思ったら。

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5.ファイナンシャルスタンダードはこんな人にはおすすめできない可能性も

一方で、ファイナンシャルスタンダードがすべての方にとって最適なIFAとは限りません。例えば以下のような方は、他のIFAも選択肢に入れて比較検討することをおすすめします。

  • 楽天証券以外で口座を開設したい方
    ⇒ファイナンシャルスタンダードは金融種品仲介業者として楽天証券やスマートプラスと提携しています。これら以外で証券口座を利用したい!という方は別のIFA法人をお勧めします。
  • すでにライフプランや運用方針が決まっており、部分的な相談がしたい方
    ⇒前述のように、ファイナンシャルスタンダードはヒアリングを徹底的に行い、包括的な資産のプランニングと、それに伴う運用提案を提供します。そのため、「もうプランニングは出来ているので不要だ」という方にはサービスがかみ合わない可能性があります。

どのようなIFAにも得意な分野や顧客層があります。 ファイナンシャルスタンダードが「あなたにとって最適なIFA」かは、あなたの状況や希望、そして相性によって異なります。

大切な資産を任せるパートナー選びだからこそ、一つの側面だけでなく、様々な角度から情報をチェックしましょう。

6.まとめ、IFAの探し方

この記事では、大手IFA法人であるファイナンシャルスタンダード株式会社の特徴を解説しました。

ファイナンシャルスタンダードは顧客が安心して長期運用を続けられるよう、質の高い資産運用プランニングとコーチングを提供する、とても評価の高いIFA法人です。

特に、ゴールに向けた綿密なファイナンシャルプランニングを求める方、安心して運用を継続できる環境を希望する方にとって、ファイナンシャルスタンダードは優れた候補の一つとなるでしょう。

ただし、ファイナンシャルスタンダードが「あなたにとって最適なIFA」であるかどうかは、個別の資産状況やライフプラン、そしてIFAに求めるサポートによって異なります。

大切な資産を預け、長期にわたる人生の伴走者となるIFAを探すなら、

  • サービスや強みが自分に合っているか
  • 理念に共感し、長期にわたって資産を預けようと思えるか
  • 担当アドバイザーを信頼できるか

などの条件を満たしているか、ひとつひとつ確認する必要があります。

とはいえ、日本国内にIFA事業者は600以上存在しますから、その中から自分で最適なIFAを探すのは、とても時間のかかる作業です。

もし「自分一人で最適なIFAを探すのは大変だ」と感じたら、私たちIFAナビの『資産運用の無料相談窓口』をご利用ください。

IFAナビは、一人ひとりの状況やご希望に合わせ、厳選した提携IFAの中から最適なIFAをお探しし、無料でご紹介するサービスを提供しています。

「ファイナンシャルスタンダードのようなIFAに興味があるけれど、本当に自分に合うか分からない」
「様々なIFAを比較検討して、自分にぴったりのパートナーを見つけたい」
「ファイナンシャルスタンダードもいいけどもう1社くらい他のIFAの話も聞いてみたい」

こんなときは、ぜひIFAナビにご相談ください。

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