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IFA(資産アドバイザー)とは?
IFAのゴールベースアプローチとは?わたしにも必要?見極め方やメリット・デメリットを解説
IFAについて調べるうちに、『ゴールベースアプローチ』、または『ゴールベースプランニング』という言葉を目にしたことはありませんか?「資産運用の専門用語みたいだけど、それって実際どんなことなの?」、「自分にも必要な考え方なの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
これは、近年多くのIFAや金融機関が資産運用アドバイスのうえで大切にしている考え方であり、従来のように「良さそうな商品を選ぶ」のではなく、「資産運用の目的から逆算して考える」という、まったく違う資産運用アプローチです。
なぜ近年、ゴールベースアプローチ(ゴールベースプランニング)の考え方が注目され広まったのでしょうか?
また、この考え方はどんな人にとって必要で、どんな人には向いていないのでしょうか?
この記事では、IFA選びにも欠かせないゴールベースアプローチの基本から、実際に取り組む際のリアルな進め方、あなたにおすすめかどうかの見極めポイント、メリットやデメリットなどを詳しく解説します。
この記事があなたのIFA選びの参考になれば幸いです。
- ゴールベースアプローチとは?
- ゴールベースアプローチが日本で広まった主な経緯は?
- IFAと実践するゴールベースアプローチの具体的な進め方
- ゴールベースアプローチのメリットとデメリット
- ゴールベースアプローチはこんな方におすすめ
- ゴールベースアプローチはこんな方におすすめできない
- 質の高いアドバイザーの見極めポイント3選
- まとめ:ゴールベースで考えるなら、IFA選びが重要
ゴールベースアプローチとは?

ゴールベースアプローチ(またはゴールベースプランニング)とは、資産運用の目的(=ゴール)を明確にし、そこから逆算して計画・実行する考え方です。例えば、「10年後に子どもの大学資金500万円を準備したい」、「60歳までに老後資金として3,000万円を蓄えたい」といった具体的な目標を設定し、その実現に向けて、いつまでに、どの程度のリスクを取って、どのような方法で資産を活用していくかを考えます。
NISAやiDeCoの普及により、今では資産運用は身近なものになりました。しかし、「とりあえず投資を始めてみたものの、相場に振り回されて不安だ」、「いつまで続ければいいのか、結局何のために投資しているのか分からなくなった」という“投資疲れ”の声も多く聞かれます。
そんな中、注目されたのが、このゴールベースアプローチです。
- 計画的に運用を進めることで、多少の相場変動に動じにくくなる
- 明確な目的があることで、納得感をもって投資を続けやすい
このように、一時的な感情に左右されがちな投資の課題を改善できる点が評価されています。
ゴールベースアプローチが日本で広まった主な経緯は?
近年、ゴールベースアプローチの考え方を取り入れた資産運用アドバイスを提供するIFAや、大手金融機関が増えています。
たとえば、大手総合証券会社である野村證券では「ゴールベース資産管理」の考え方を採用しています。また、WealthNaviやTHEOといったロボアドバイザーも、ユーザーが設定した目標やライフイベントに基づいて、自動で資産運用プランを提案・実行する仕組みを採用しています。
このようにゴールベースアプローチが日本で注目を集めてきた背景には、大きく分けて3つの理由があります。
1金融庁による「顧客本位の業務運営」推進
かねてより金融庁は、日本の家計が銀行預貯金に偏り、資産所得が一向に増えないことを問題視していました。
金融庁は、このように「貯蓄から投資へ」が進まない一因は金融機関の『顧客利益より手数料重視』の体質にあると考え、2017年に「顧客本位の業務運営に関する原則(フィデューシャリー・デューティー)」を公表しました。これは金融機関に対し、単に商品を販売するだけでなく、『顧客一人ひとりのライフプランやニーズに合致したアドバイスやサービスを提供すること』を求める内容でした。
2投資家側のニーズ変化、投資は目的重視へ
人生100年時代とも言われる中で、「老後、本当に年金はもらえる?」、「今の給料だと何歳まで働かないといけないの?」といった将来への不安が増大。これにより資産形成のためNISA、iDeCoに取り組む人が急増しました。
一方で、「話題になっているS&P500や全世界株式(オルカン)などを積み立てれば安心らしい」と信じて始めた投資初心者の中には、急な相場変動で恐怖や不安を感じ、途中で運用を辞めてしまうケースも多く見られました。
このような流れから、ただ何となくで投資を始めるのではなく、「自分は何のために投資するのか」という目的設定に関心が高まり、同時に、計画的に安心して資産形成を行いたいという意識が広まりました。
3IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への注目
金融庁の主導や投資家ニーズの変化により、IFA、その中でもゴールベースアプローチを推進するアドバイザーに注目が集まりました。
従来の銀行や証券会社では、営業担当者に商品販売ノルマが課せられており、顧客のニーズよりも「商品を売ること」が優先されがちでした。一方、IFAにはそのような制約がないため、顧客のライフプランや資産運用のゴールに寄り添った提案が行いやすいという特徴がありました。
さらに、IFAは
- 原則として担当者の異動がなく、長期的な伴走支援がしやすい
- 特定の会社の商品に縛られず、多様な選択肢の中からベストな提案ができる
といった特徴から、「ゴールベースアプローチ」の考え方と高い親和性を持ちました。
IFAと実践するゴールベースアプローチの具体的な進め方
ここでは、ゴールベースアプローチで資産運用プランを検討する際に、主にどのようなステップが必要になるのか確認します。また、IFAに相談しながら資産運用プランを検討する場合、各ステップでIFAがどのような役割を果たすのかも合わせて解説します。
ステップ1ゴール(資産運用の目的)の明確化

ゴールベースアプローチでまず行うことは、ゴール(資産運用の目的)を決めることです。
ゴールは人それぞれですが、主に下記のようなライフイベントが当てはまります。
- 10年後までに子どもの大学資金500万円を準備したい
- 20年後まで老後資金として3,000万円を用意したい
- 5年後までマイホーム購入のため1,000万円の頭金を貯めたい
など
自分の人生計画や希望する将来像に合わせて、無理の無い範囲で目的を設定しましょう。
ここでのIFAの役割は、綿密なヒアリングと、幅広い金融知識に基づく、『目標の具体化と数値化』です。
一口に資産運用の目的を決めると言っても、自分1人で考えるとなると、
- 「子どもの大学進学資金は本当に500万円で足りるの?」
- 「老後資金3,000万円準備の時期は20年後では見積もりが甘い?」
など次々に心配事が出てくるでしょう。こうした疑問を一つ一つ調べるには時間が必要です。また、運用プランの軸となるゴールが明確に定まらなくては、そこから逆算して計画を立てるゴールベースアプローチ自体が成立しません。
IFAは、ヒアリングや質問により、顧客の漠然とした目標を具体的なイメージに落とし込み、専門知識を持って数値目標として設定するサポートをします。
ステップ2現状の整理と把握

資産運用のゴールが明確になったら、次は「現在地」を把握します。
ここで言う「現在地」とは、あなたの現在の貯蓄額・毎月の収支・キャッシュフローの確認などを指します。
ゴール(資産運用の目的)と現在地の距離が分かれば、運用計画が立てやすくなります。
ここでのIFAの役割は、キャッシュフロー表の作成、漏れの無い現状確認のお手伝いや、現在加入している保険の状況など顧客自身も良く分かっていない要素をチェックし整理することなどです。
ステップ3最適な資産運用プランの立案

設定したゴールと、把握した現状に基づき、目標達成に最適な資産運用プラン(運用方針・積立額・期待リターンなど)を設計します。
ゴールが複数ある場合は、ゴールごとに異なるプランや投資戦略を採用することもあります。
また、資産運用プラン設計の際には、リスク許容度(=自分がどの程度の値動きのブレまでなら受け入れられるのか)も確認する必要があります。
ここはまさに資産運用のプロであるIFAの腕の見せ所です。IFAは下記のようなサービスを提供します。
- ゴールごとの優先順位付け
- 最適な資産配分(アセットアロケーション)設計
- 具体的な運用商品選定(国内外の株式、債券、投資信託、不動産など)
- 複数パターンのシミュレーション確認、達成可否の検証
また、相続や税制といった中長期的な課題にも対応できるのがIFAの強みです。
ステップ4プラン実行と定期的な見直し

設計したプランは、実行して終わりではありません。ライフイベントや市場の変化に応じて、ゴールへ向かう道を外れないよう定期的な見直しが必要です。
自分で運用を行うなら、少なくとも年に2回、できれば年4回程度のペースで状況確認と定期的なプランの見直しを行いましょう。
ここでもIFAはプランの実行をお手伝いし、その後も継続的にサポートを行います。
- 証券口座の開設、商品購入や積立設定といったプランの実行支援
- 定期的な状況報告
- 相場環境変動時のプラン見直し、リバランスの提案
- 投資に対する不安を和らげる“コーチング”
証券口座の開設や、商品を選定して購入するには、意外と手間がかかります。こうした面でサポートを得られるのもIFAを利用するメリットです。
また、最後に挙げた「投資に対する不安を和らげる“コーチング”」も重要なポイントです。資産運用で起こる失敗の一つが、相場が急変動した際についつい我慢が出来なくなり、非合理的な売買をしてしまう事です。頭では理解できていても、いざ相場が急変動し、日々ニュースでも心配をあおるような話題が続くと、時に人は合理的ではない判断をしてしまいます。IFAは“コーチ”や伴走者として、こうした顧客の気持ちに寄り添い、合理的な判断を支える役目を果たします。
ゴールベースアプローチのメリットとデメリット
ゴールベースアプローチは多くのメリットを持つ考え方ですが、すべての人に合う、万能な運用方法というわけではありません。ここでは、実際に導入する際に知っておきたいメリットとデメリットを整理しておきましょう。
主な3つのメリット
1感情に振り回されにくくなる
明確なゴールがあることで、「株価が下がったから売ろう」、「流行っているから買おう」といった場当たり的な判断を避けられます。長期的な視点で冷静に運用を続けることができます。
2納得感をもって資産運用ができる
利益の最大化を目指すのではなく、「自分が必要とする金額を、必要な時期までに用意する」ことを重視します。そのため、必要以上のリスクをとらず、無理の無い範囲で資産運用が行えます。目的が明確であれば、他人の意見に左右されず、自分の運用プランに納得しやすくなります。
3モチベーションが保ちやすい
投資や運用は複雑だったり不安になることが多かったりと、長くモチベーションを保ちにくいものです。しかし、「◯年後に◯◯を叶えたい」という目標があることで、投資や資産形成が単なるお金の増減ではなく、人生そのものの目標とつながるものになります。これにより、日々の積立や見直しにも前向きに取り組みやすくなります。
主な3つのデメリット
1ゴール設定に手間と時間がかかる
資産運用の目的(ゴール)を設定するのは、簡単なようで意外と難しい作業です。
いつ、何のために、いくらくらいお金が必要になるのか計算するには、現状把握と人生全体のライフプランが必要です。細かな計算が苦手な人にとって、こうした作業は負担に感じるかもしれません。
【対策】
まずは家族で話し合ったり、無料のシミュレーションツールを利用してライフプラン表を作成しましょう。大まかなプランが分かれば、ゴールも決めやすくなります。より詳細なライフプランを立てるならFPやIFAといった専門家への相談をおすすめします。IFAはライフプランニング、ゴール設定だけでなく、実際の運用もサポートできる点が強みです。
2人生の変化に合わせて見直しが必要
ゴールベースアプローチは、基本的に長期の資産運用を前提とします。長期の運用には、予想外の出来事がつきものです。例えば結婚・出産・転職などのライフイベントや、予想外の市況の変化に応じて、その都度ゴールや戦略の見直しが必要になります。
【対策】
年に数回、定期的な見直しのタイミングを設定しましょう。また、相場の急変に対応できる様、日々の情報収集を行いましょう。定期的な見直しの時間が取れない方や、不安がある方は、IFAのような専門家を利用しましょう。IFAとの定期面談は現状把握に役立ちます。また、マーケットが急変しプランの見直しが必要になった際、IFAから連絡を受けることで、早急に対応ができます。
3成果がすぐに見えにくい
ゴールベースアプローチの長期運用では、数ヶ月〜数年単位では成果が感じられず、途中で目標がブレてしまったり、不安になることがあります。
【対策】
あらかじめ中間目標を複数設定しましょう。中間目標を達成できているか成果を確認することで、モチベーション維持や、運用計画の見直しに役立ちます。一人で続けるのが難しい場合は、IFAのような長期に頼れる専門家を活用しましょう。トレーニングジムのコーチのように、定期的に応援や注意をしてくれることで、1人では成果が見えにくい場合でも運用を続けやすくなります。
ゴールベースアプローチはこんな方におすすめ
ゴールベースアプローチは、「長期的な視点で計画的に資産を形成したい」と考える人に特に向いている考え方です。具体的には、以下のようなお考えの方におすすめです。
〇 将来に漠然とした不安があるが、何から対策を始めればよいかわからない
何からすべきか分からない時や、漠然とした不安がある場合には、アドバイザーへの相談がおすすめです。例えばIFAは、『ステップ1:ゴール(資産運用の目的)の明確化』の際に詳細なヒアリングを行います。IFAの質問に順番に答えていると、少しずつ自分の悩みが浮き彫りになり、不安の原因が具体化出来ます。不安の原因が分かれば、おのずとその対策も立てやすくなるでしょう。
〇 NISAやiDeCoを活用しているが、このままで良いか不安
〇 相場の動きに一喜一憂してしまい、落ち着いて投資ができない
多くの方が、将来の安心や、幸福のために資産運用をされるでしょう。しかし、その資産運用のために不安や心配を感じていては本末転倒です。資産運用で不安や心配を感じやすい方の原因は、「目的設定と計画設計が足りていない」、「自分のリスク許容度が分からないまま値動きの大きい商品を買っている」等の可能性があります。この場合もゴールベースのIFAへの相談がおすすめです。IFAはあなたに合ったプランを提供してくれますし、頼れる相談相手がいるという事自体が、不安の低減につながるでしょう。
〇 「人生全体」を見通したアドバイス、サポートがほしい
〇 家計や保険、相続も含めた総合的な相談がしたい
上記のような悩みをお持ちの方にとって、IFAと取り組むゴールベースアプローチは大きな支えになります。自分一人では整理しにくい将来の目標や総合的なお金の不安を、信頼できるパートナーと一緒に解決していけるからです。もちろん銀行や証券会社でも相談は可能ですが、担当者が定期的に異動してしまう可能性があります。その点で異動のないIFAへの相談が最もお進めだと言えるでしょう。
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ゴールベースアプローチはこんな方におすすめできない
ゴールベースアプローチは多くの人に有効な考え方ですが、すべての人に合うわけではありません。以下のような考え方を持つ方には、必ずしも最適ではない場合があります。
短期間で大きなリターンを追求したい方
ゴールベースアプローチは、具体的な人生の目標達成を目的とした長期的な資産形成を前提としています。数ヶ月や数年で資産を大幅に増やしたい、短期的な相場変動で利益を追求したいといった目的の方には、運用の考え方が合わないかもしれません。
ご自身で積極的にトレードを行いたい方
日々の株価変動を追いかけ、積極的に売買することで利益を得ることに楽しみを感じる方や、ご自身の判断で全ての運用を行いたい方にとっては、専門家との伴走によるゴールベースアプローチは、やや制約があると感じる可能性があります。
既にプランや、その達成に向けた準備が整っている方
既にFPや保険代理店に相談し、自分なりのライフプランが完成している方。更に、将来の目標達成に向けて、保険商品などで運用準備が整っていると感じる方は、改めてゴールベースアプローチの運用計画を立てる必要が無い場合があります。
質の高いアドバイザーの見極めポイント3選
ゴールベースアプローチを掲げるIFAや金融機関は増えていますが、その「質」は様々です。大切な資産のパートナーとなるIFAを選ぶ際には、以下のポイントを参考に、質の高いアドバイスを提供してくれる相手を見極めましょう。
徹底したヒアリングと目標の具体化をしてくれるか
質の高いIFAは、単に「老後資金の準備」といった漠然とした目標を聞くだけではありません。なぜその目標なのか、具体的な金額、必要な時期、他に見落としているライフイベントは無いか、さらにはあなたの価値観やリスクに対する考え方まで徹底的に質問して深く掘り下げてくれます。
「何歳までに、いくら必要で、それは何のためのお金なのか?」
「将来、どんな暮らしをしたいのか?」
「万が一、途中で計画が崩れた場合、どの程度までなら許容できるのか?」
このように、あなた自身も気づいていないような潜在的なニーズを引き出し、漠然とした目標を具体的なイメージや数値に落とし込むプロセスを丁寧に行ってくれるかが、質の高いアドバイザーの重要な見極めポイントです。
万が一、「相談してみたけどヒアリングはそこそこで終わってしまった」、「すぐに具体的な商品提案が始まった」などと感じたら、その場は終わりにして別のアドバイザーの意見も求めましょう。
複数パターンの「シミュレーションとリスク」を説明してくれるか
質の高いIFAは、あなたの目標と現状を踏まえ、複数の運用プランやシナリオを提示してくれます。また、プランの説明時には、どれだけ利益(リターン)が見込めるかだけでなく、どれだけ値動きの可能性があるか(リスク)も詳しい説明をします。こうした点に注目し、メリットだけでなく、デメリットや注意点も明確に伝えてくれるIFAを選びましょう。
相談の際は、例えば下記のような説明があるかをチェックしましょう。
複数パターンのシミュレーション提示
一番可能性が高いプランだけでなく、例えば「市場が低迷した場合」や「予想外に支出が増えた場合」など、いくつかの状況を想定したシミュレーションを見せてくれるか。
リスクとリターンの丁寧な説明
提案されるプランが、どの程度の「リスク(価格変動の可能性)」を伴い、それに対してどの程度の「リターン(収益)」が期待できるのかを、専門用語を使わず平易な言葉で分かりやすく説明してくれるか。(例:「このプランでは、年○%程度は価格が上下する可能性があります。つまり、上手くいかない時期には、一時的に△△万円くらい評価がマイナスになるかもしれません。そうなっても不安にならずに資産運用を続けられそうですか?」)
長期的なサポート体制があるか
ゴールベースアプローチは、一度計画を立てたら終わりではありません。人生のイベントや市場環境の変化に応じて、定期的な見直しが不可欠です。IFAを選ぶ際には、下記のポイントも確認しましょう。
定期的な面談・連絡体制があるか
契約後、どのくらいの頻度で面談や連絡をしてくれるのか、定期レポートやメール配信の制度はあるか、その内容は何が中心になるのか、など。
相場急変への対応力
市場が急変した際にIFAから積極的に連絡があるのか、担当者が不在の場合に別の専門家が対応してくれるのか、など。
定期的な情報提供をしているか
アドバイザーがついているとはいっても、資産運用についての知識は自分なりにアップデートしていくべきです。IFAによっては、定期的に顧客に向けてセミナーを開催している場合があります。
これらのポイントを参考に、あなたに寄り添い、本当に信頼できるIFAを見つけてください。また、自分に合うIFAを探したいと思った時は、IFAナビのおすすめIFA紹介サービス『資産運用の無料相談窓口』もぜひご活用ください。
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まとめ:ゴールベースで考えるなら、IFA選びが重要
この記事では、ゴールベースアプローチについて詳しく解説をしてきました。
資産運用は、単に「お金を増やす手段」ではなく、「将来の目標を叶える手段」でもあります。だからこそ、運用を始める際には“目的”(=ゴール)が必要であり、それを軸に設計されるゴールベースアプローチは、多くの人にとって効果的な資産運用の手段だと言えます。
そして、この考え方を実践するうえで欠かせないのが、信頼できるIFAの存在です。
ゴールベースアプローチは将来の目標(ゴール)達成に向け、長い期間に渡り、計画的に資産運用を継続する手法です。長い期間に渡り、冷静に計画的な資産運用を続けるためには、何度か訪れるであろう相場変動などの不安の壁を乗り越えなければいけません。そんな時、伴走者、パートナー、あるいはコーチとして冷静な運用判断をサポートするのがアドバイザーの役割です。
ここで注意したいのが、ゴールベースアプローチを提供していればどのIFAに相談してもいいわけではないという事です。ゴールベースアプローチが日本に広まり、提供するIFAが増えてきた結果、IFA法人ごとにゴールベースアプローチの質やサービス内容に差が広がり始めているからです。
長期にわたる大切な資産のパートナーだからこそ、IFAは時間をかけて信頼できる相手を選ぶべきです。しかし、IFA業者は日本中に600以上存在しており、その中から自分に最適な1社を探すのはとても大変な作業でしょう。
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